この日本のあちこちにある銀座をただプラプラするだけの記事ですが、元ネタは地名コレクションというサイトの銀座コレクションです。このサイトで色んなところにある銀座を探して見物に行くんですが、今回見つけた幕張銀座は、珍しく偶然地図上で見つけた銀座でして、このサイトに無いというなかなか稀有な存在の銀座でした。
どこにあるの?
JR総武線の幕張駅から少し歩くとある割とコンパクトな商店街です。

JR総武線幕張駅
幕張ってところは幕張メッセがあってすっげー発展してるところって勝手に思っていたんですが、それは京葉線の海浜幕張駅周辺であって、総武線幕張駅ってのは普通の住宅街近くの駅って感じでしたな。
その幕張駅で南側(西側か?)のほうへ出て、海のほうへ歩き京成千葉線の踏切を超えたすぐ、右手に幕張銀座通りの入り口があります。

幕張銀座通り入口
入口のところにはこの銀座通りにあるらしい店の看板が表示されていますが、わりと小規模な商店街のようです。
地図はこちら
長さはだいたい270mくらい。道幅はそんなに広くなく、車が行違うのにはできなくはないけど結構慎重にやらないと塀や電柱にこすりそうな感じがします。
どんなところ?
ものの見事にシャッター街というか、今となってはほとんど住宅街になっていて、商店街らしさというのはあまり感じられません。
入口のあたりにはこの商店街のお店が一覧化されてはいたんですが。
割と種類は多いかな?と思うものの、土曜日に歩いてみた感じではほとんど営業してませんでした。何となくですが、この看板に無いところも含めて診療所が多い気がします。
途中、なんか八百屋さんらしきお店がありましたが、店頭には「本日はネギの入荷はありません」との張り紙があったりして、商売する気があるのかないのかよくわからなかったり。
っつーことで、途中の電柱に張り付けられていた札もなんかボロっちくなっちゃっていて。
300m足らずの商店街ですから、テクテク歩くとすぐに反対側に出てしまいます。
ほとんど住宅しか見当たりませんなぁ。
でも、とちゅうにあった居酒屋?焼き鳥屋?的な店ではおじいちゃんがシャッターを開けようとしていたんですよね。もしかして営業するのかしらん??
反対側の出入り口?的なところの近くの家の塀は随分レトロな感じのレンガ積みになってました。かつてはすっげー賑わっていたんじゃないのかな。
そして出入口を出て道を渡って振り返って撮った写真がこちら。
こんな商店街の看板があるくらいだし、たぶん商店街組合みたいなのはあるんでしょうけど、実態としてはやっぱり住宅街になってますなぁ。この商店街から少し歩くと大きなスーパーとかショッピングモールとかがありますし、生活を支える商店街としての機能はほとんど失われているように思えます。
こちらの商店街は、車を通すことで寂れたってことじゃなくて、近所に大きなお買い物の場所が増えたことで役割を終えた、といった感じのように見受けられました。
コメント